
5月17日(土)、松商短期大学部は姉妹校である湘北短期大学との交流会を開催しました。今回は、リーダーとしての力を磨く研修と、学生同士の交流の二本立てで行われ、充実した一日となりました。
午前のリーダー研修では、株式会社スピリッツ代表取締役 熊野様を講師にお迎えし、チームを導くうえで必要な考え方や姿勢について学びました。
研修の中で、リーダーは単なる指示・命令を出して終わりではなく、いかにしてチーム全体を巻き込み、個々の能力を引き出せるかがリーダーの最大の仕事だと感じました。また、ユーモアを交えたコミュニケーションの重要性や、時にメンバーへ権限を託すことによる自律的な成長の促進、そして、新たな挑戦を始める際の「4つの得」という考え方は、どれも実践的で、明日からの活動にすぐ活かせる内容だと感じました。
また、リーダーに必要な6つの資質についての説明は、自身の強みと弱みを客観的に見つめ直す良い機会となりました。特に、明確なビジョンを持つことの重要性や、柔軟性と適応性といったものは、変化の激しい現代において、リーダーが常に意識すべき点だと感じました。
午後は、ビンゴ大会で盛り上がった後、湘北短大の皆さんによるキャンパスツアーが行われました。学校の特色や雰囲気を感じながら、学生生活について意見を交換し合う中で、新しい発見が生まれました。互いの違いを知り、認め合いながら、「より良い学生生活とは何か」を考える有意義な時間となりました。
最後に、リーダーとしての形に完璧な答えはないと思います。だからこそ、自分にしか描けない「リーダーの形」をこれからの歩みの中で一人ひとりが創り上げていって欲しいと思います。
今後も松商短大と湘北短大、それぞれの場所で歩みながらも共に支え合い、未来を照らし合える姉妹校であり続けたいです。
常任委員会 学友会長 山本空誠